幻の茶室

あすかのお気に入りだった喫茶店
せっかくこのページ作ったのに、97年2月末で閉店してしまいました
あるたみらの写真 カフェあるたみら

法隆寺の夢殿を思わせる八角形の白い喫茶店で、横浜市青葉区の「こどもの国」から「TBS緑山スタジオ」に行く道の中程、奈良中央大橋交差点のそばにあった。

木の分厚いドアを開け中に入ると、ちょっと不思議な空気が身心を包む。風だ。「あるたみら」の中には特別の風が柔らかく吹いていた。
高い天井、壁には、画家でありマスターでもある石井照洋氏の抽象画が多数展示してあり、ヒーリングアートのように気を発していたのかも知れない。
さらに目をやると、土偶や変な置物がひっそりと置かれていて、それらの語りかける言葉が、旨そうなコーヒーの香りとともに漂っていた。

何といっても創作活動のはかどる店であった。 じっと「あるたみら」の空気になじんでいると、八角形の天井のてっぺんのあたりから、心地よい光が吹いてきたものだ。
あすかの変なギャグは、ほとんどここで産まれたと言っても過言ではなかった。

古代より「海」の絵

石井照洋氏作:古代より「海」

おまけ:ミニコミ新聞「あるたみら発」に寄稿した漫画
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