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1997 年 8 月 11 日 (月曜日)


ブダペストへの往復チケットは成田で直接手渡される。時刻は 9 時。離陸時刻の 11 時 40 分と比べて随分早い。このため東京 7 時半発の成田エキスプレスを取った。結局、家を朝 5 時半に出る羽目になった。めちゃくちゃ眠い。旅行の支度は前日に急にしたのでいろいろと不安はある。例えば、トラベラーズチェックを作り忘れた。昔タイに行ったときの残りがあるから何とかなると思うが、当面はクレジットカードに頼ろう。他に忘れ物がないことを祈る。

飛行機は KLM オランダ航空。飛行時間は 11 時間 11 分に達する。しかもこれは東京→アムステルダムの間の時間で、アムステルダムでブダペスト行きに乗り換えるのでさらに時間がかかる。ブダペストに着いたのは現地時間で午後 10 時半だから、離陸から実に 17 時間後だ。ただ、寝不足のおかげで飛行機の中では良く眠れた。機内食は一回目はステーキ、二回目はチキンの照り焼きで、どちらもまあまあだった。いつも残念に思うのだが、僕は魚アレルギーがあるため、日本食を食べたいと思っても大抵魚料理なので食べられない。途中、スチュワーデスと英語で話す機会があったが、僕の英語はあまり通じなかった。不安だ。

アムステルダム行きの機内は信じられないほど寒かった。T シャツの上に半袖シャツを着ていたにも関わらず見事に風邪をひいてしまった。こんなに寒いのはシベリアルートだからだろうか。毛布一枚で防ぎきれる寒さではなかった。

さて、ブダペスト・フェリヘジ空港を抜けるとコファ君が待っていた。聞いていたとおり 183cm、90kg の大きいやつだ。

"Szia!" (ハンガリー語で hello) と僕が言うと、彼が英語を話し出した。かなりうまい! 早くて良く聞き取れない。逆に僕の英語も最初は聞き取ってもらえなかったが、これは僕の文法に間違いが多かったからだ。一体僕の TOEIC の点は何なんだ? はっきり言って、全然レベルが違う。TOEIC は満点取っても実際の英会話の能力とはあまり関係がなかったりして。テストは所詮テストなのか。

コファ君にはお土産としてうちわとせんべいをあげた。浅草で買った、いかにも外国人が買いそうな品だ。喜んでくれただろうか。

ホテルはアストリア・ホテルというところで、一泊一万円の高級ホテルだけあって室内の装飾が良かった。風呂にゆったり入りたいところだが、ヨーロッパのホテルではそれは無理だ。ヨーロッパといえば、チップの風習が当然あるがポーターにチップを渡せなかった。日本にはチップの風習がないのでチップの相場を教えてくれと頼んだのだが、教えてくれなかった。確かに教えてくれないのは当然だが、おかげで結局チップを渡せなかった。まあいいか。



翌日

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