| その3:ボディの製作
ボディの材質はプランニングでも書いたように、ライトアッシュ材を使用します。

これがライトアッシュ材です。
ライトアッシュは木目が綺麗で木肌も白色で美しく、ナチュラル系の仕上げにはピッタリの
木材ですね。この材はフェンダーのギターにも良く使われています。ただ、僕自身はアッシュ
系のギターは使ったことが無いのでイマイチサウンドキャラクタが良くわかりませんが...。
栓材が比較的近いということですので、EX80Yのような軽めでアタックのやや鋭い感じの
音になるのでしょうか。
Guitar Worksで購入したライトアッシュ材(¥15000)の厚みは45mm程度。大きさ
はソリッドギターのボディがしっかり取れる大きさです。
でもこれをギターの形に切り抜くわけですが、ライトアッシュはナカナカ硬くて、電動糸ノ
コ盤では全く歯が立ちませんでした。ほとんどこのボディのカットのためだけに購入したよう
なものだったのですが(;_;)
仕方が無いので、まずはトリマーで5mmずつボディの外周を掘り下げていって、残り5mm
程度はトリマーの歯が届かないので、そこだけ糸ノコ盤でカットすることにしました。

トリマーやルーターというのは大変便利で、うまく使えばほとんど全ての木工が可能なくらい
なのですが、歯が高速で回転するため非常に騒音が大きいというマイナス面があります。
ご近所に石を投げられないようにするため、なるべくトリマー/ルーターの使用は抑えたいと
ころです(^^;)

ほとんどの外周が切り終わったところ。向かって右側の部分がトリマーで彫った溝。このあ
と糸ノコで切りとってボディの外周取りは終了。このようにネックを仮組みしてバランスをい
つもチェックします。
さて、重要なことをひとつ。ボディは外周を切り抜く前にまずネックとの勘合部を先に仕上
げてしまいます。
あらかじめボディとネックを仮組みして、ネックのセンターとボディのセンターが一致するこ
とを確認しておかないと後で大変なことになるからです。
僕の場合もいざネックを組みつけてみたところ、センターがかなりずれていた(腕が未熟です
な〜(^^;)) のでネックのセンターに合わせてボディに新しいセンターラインを引き、それに
合うようにボディの外周線を引きなおすことにしました。ネックとボディの勘合部はギター製
作でもっとも難しい部分のひとつと言われますが、この様にすることでシロウトなりに出来上
がりの精度を上げることができそうです(何事にも限界はありますけんど(^^;;))
というわけでセンター出しは、この後事あるごとに行うことにしました。
センターがうまく決められたらピックアップキャビティも彫ってしまいます。彫るのにはこ
こでもルーター/トリマーを使用します。ついでにコントロールキャビティも彫ってしまいま
しょう。コントロールキャビティにはそれほどの精度は要らないので気が楽です。
ボディの外周はレスポールモデル(やっぱりレスポールが基本なのさ(^^))をボディ材の上
に置き、鉛筆でその外周をなぞるというお手軽な方法を採りました。
その上で向かって左側の肩の部分にもカッタウェイを施し、腰のクビレの部分をやや下に位置
するようにバランスを変えました。
ですので全体的な印象は初代のGOのような感じで、両カッタウェイがやや深いという感じに
なります。
ボディトップはアーチドトップではなく、フラットトップにしました。
ボディの外周を糸ノコで切り抜いたらボディの木工加工の仕上げに両ピックアップキャビテ
ィとコントロールキャビティに配線を通す穴を開けます。両ピックアップをつなぐ配線の穴は
ロングドリルを使って、ネックの勘合部から突き通す様に開けました。リアピックアップとコ
ントロールキャビティはコントロールキャビティからリアピックアップキャビティに向かって
穴を付きとおします。これはどうしても斜めの穴になってしまうのでボディの表面に穴が突き
出てしまわないように細心の注意をはらいます。ロングドリルは7φの木工用ドリルを使いま した。

ほぼ出来あがったボディ。再度ネックを仮組みしてセンターをチェックしているところ。ナ
ットの中央からボディエンドまで糸を張ってチェックします。
この後入念にヤスリがけをします。ボディの表面はあて木をしたサンドペーパー#100〜#320
で。ボディサイドは鬼目〜荒目〜中目の順番でヤスリがけします。鬼目ヤスリで大胆に木部を
崩し、荒目で崩した木部を取り除き、中目で精度の良い形を作ります。この後はやはりサンド
ペーパーで滑らかに仕上げます。
ヤスリがけはかなり難しく、なかなか滑らかな形状に仕上がりません。こればかりは腕の差
が大きく出そうですね(-_-;)難しい...

ボディの裏側です。コントロールキャビティはこんな感じで。5角形のバックプレートが収
まるところは表面から2mm程度薄く彫ってあります(これもルーターの仕事)
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