オリジナルギターのコーナー
第3号


オリジナルギタ−第3号

 オリジナルギターも3本目になりました。2001年の夏から造り始めて最近完成したものです。
 


 このギターは見ての通り指板にGOIII1500風の唐草模様インレイを施してあります。
 

 もともと、唐草模様インレイはGOIII1500をゴダイゴの浅野氏がTVで使っているのを見た当時からとても気に入っていたのですが、結局入手しませんでした。
 

 もちろん当時は買えるだけのお金の持ち合わせも無かったのですが、最近のオークションで出品されていてもどうも食指が動きませんでした。というのもどうしても気に入らない点があったからなんですね。
 

 その1。GOIIIのボディシェイプが嫌い(^^;)
 僕はGOシリーズは初代GOのボディシェイプが好きなのです。(ゴダイゴの浅野氏は逆に初代GOのシェイプは気に入らなかったみたいですが。)
 初代GOのシェイプで唐草模様インレイがあればすぐに飛びついたんですけど...。
 

 その2。GOIIIの唐草模様インレイでは、単に唐草模様というだけでなく通常ポジションマークのあるフレットの位置に大きいリーフが配置されていて、デザイン的な面とポジションマークという機能的な面を両立させていました。
 しかし、残念ながらハイフレットではその大きなリーフがなくなり機能面が犠牲にされています。デザイン的な面を重視した結果なのでしょうけれど僕にはイマイチに思えました。
 

 というわけで、結局「GOのボディシェイプで唐草模様インレイのギターを自作しようではないか。」ということとあいなったわけです。

 

 ボデイシェイプは見てのとおりGOをモチーフにしていますが、オリジナルGOよりも少しシャープな(一応)オリジナルシェイプとしています。そして、アーチドトップの削り出しにしてみました
 

 カラーはブラックの塗りつぶしに見えますが実は濃いタバコブラウンのシースルーで良く見とうっすらと木肌が見えます

 
 ネックはマホガニーのセットネック。ヘッドは、オリジナルギター1号機と同じスラントさせた3×3のオリジナル非対称ペグヘッドに同じくローズウッドのつき板に“K”のロゴとトルネードフラワーのインレイ。
 
 ボディマテリアルはフェンダー系のギターに良く使われるアルダーをセンターマッチングの2Pで使用してあります。アルダーは割と柔らかくて加工しやすく、アーチを削り出すのに助かりました。重さは1号機のライトアッシュよりも軽く、木肌は肌色で木目は薄めです。

  トップのアーチはピックアップの取り付け部分のところは平坦で周辺部分にカーブをつけると言うオリジナルバーストの様なアーチのつけ方をしています

 アーチの深さは最深部で12mmあります。はっきり言ってこれは掘り下げすぎでした(^^;)
もともとのアルダー材の厚さは45mmあったのですが12mmも掘ってしまうと、周辺部は30mm程度になってしまいます。このため見た目が少々弱弱しくなってしまいました。
 
 
 


 
 
 このギター一番の特徴である唐草模様のインレイは全てのポジションマーク位置のリーフを大きくしてあります。インレイは全てホワイトパールです。
 
 
 ヘッドはネックとスカーフジョイントされています。(スカーフジョイントっていうのは、ネックとヘッドが別の部品から出来ていて、加工するときにネックにヘッドを斜めに接着して接続することです。)

一般的にはやはりオリジナルバーストがそうだからという理由でヘッドとネックがシームレスなものが好まれる傾向にありますが、強度的にはスカーフジョイントの方がはるかに上です。
 オリジナルバーストのヘッド折れ事故はよく聞く話でせう。

 個人ビルダーの中には「スカーフジョイントしかしない」っていう人も多いんです。ちなみに製作の困難さではスカーフジョイントの方がはるかに上です。

 シロウト製作ではネックやヘッドの強度っていうのはすごく気になるところです。弦を張ったらヘッドが飛んできたっていうのはシャレにもなりませんから(^^;)

 ペグはグローバーのゴールドです。う〜ん、ゴージャス(^^)
 
 


 
 ネックトボディの勘合はディープジョイント。これもやはり強度的な面を考えてのことです。

 この写真を見れば判ると思いますが、ネックとボディを接合してからピックアップキャビティを彫ってあります。

 ピックアップはGOTO製。

 
 というわけで、このギターを製作するにあたってはテンプレート類を充実させて少しでもプロの仕上がりに近づけ様としましたが、わりとうまくいったと思います。
 アルダーを使用したボディの音は、かなりソフトでルックス通りのメロウなサウンドでジャズやフュージョンに良く合います。ぼくは元来リアピックアップのブライトな音があまり好きではないのですが、このギターぐらいソフトだと結構使えます。

 テンプレートがすべて残っていますので、同じギターを作るのは簡単です。今度は1号機のようなライトアッシュを使ってナチュラル仕上げで造りたいと思っています。
 


 
 

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